撮影は2014年10月15日。山の秋は駆け足。前回から3日しか経っていないのに、森吉山頂上からゴンドラ山頂駅付近までは落葉してしまっています。今日は見頃となっている「ブナ帯」へ行ってみます。

 

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紅葉しているのは森吉山だけではありません。今年は里も紅葉が例年より早く、ゴンドラ山麓駅までのアプローチ道路の両岸もかなり色づいてきています。
撮影場所は失念してしまいましたが、まぁ、とりあえず、里から麓まで延々紅葉ロードです。
今日はPLフィルターを付けっぱなしで撮影していたのですが、ズームレンズのワイド側がフィルター枠にけられて四隅が黒っぽくなっています。(撮影中は気が付かなかったorz)

では、早速ブナ帯へGoo!

ペンション団地付近の道路からゴンドラ山麓駅方向を見ます。右はスキー場のリフト、左端がゴンドラです。麓もだいぶ色づいてきています。

ゴンドラ駅入口から左の道路へ。放牧地から望むブナの森。今日一番の紅葉です。山頂駅から見下ろした右手のブナの森だと思います。

そのまま視点を右に移すと、ゴンドラの通り道です。正面の山もずいぶん色づいてきています。

デコボコの砂利道を慎重に走ること15分程、車を駐車場に止めいざブナ帯へ。(以下レイアウトの関係で順不同)

ブナの木を下から見上げます。
 

登山道に敷き詰められたブナの落ち葉に混じり、黄色のミネカエデが彩りを添えていました。

ブナの林が途切れ、つかの間登山道とゲレンデが合流。奧ではゴンドラがせわしなく上へ下へ登山客を運んでいます。

昔はこの登山道も鬱蒼としたブナ林でしたが、登山道に並走するようにゲレンデが作られたので、思いのほか陽射しが差し込んでいます。

今日は天気に恵まれ、空の青が綺麗です。写真は偏光フィルターのせいもありますが、実際にも綺麗な青空でした。

ブナの幹にはナイフ等で文字が刻印されています。登山者が記念に掘ったのか、狩猟の記録なのか判別は出来ませんでしたが。

ほぼ黄色一色のブナ林の中で数少ない赤はイロハカエデ。枯れる寸前でしたが真っ赤で綺麗でした。

黄色に染まったブナの葉。

帰り道、林道と交差したケーブル。青空の下、ゴンドラを見上げる。

ゴンドラ駅に戻り、今年最後と思われる森吉山の紅葉をゴンドラから眺めます。

ゴンドラ山頂駅周辺は既に葉を落とし、紅葉の見頃は中腹の混合林。
 

ゴンドラ上りの右手に見えるブナ帯。右端中程、樹木が途切れている場所は、上にある写真の登山道とゲレンデの合流地点。先ほどまでそこで撮影していました。

更に高い方向を望むと、ブナ帯の登山道から谷を挟んだ対岸はかなり落葉している模様。

混合林を過ぎる辺り。ブナの葉はやや色は褪せているものの、この付近までだったら紅葉と言っても良いのかも? 山頂駅付近より上は落葉していました。

本日は昼からの出撃。頂上付近は既に葉を落ちていたし、頂上から眺める紅葉も最盛期は過ぎていることだろうと、ブナ帯へ繰り出したのですが、前回より視界がクリアだったので頂上まで行っても結構楽しめたのかとも思っています。
もっとも、紅葉は森吉山に限らず、我が家の近所でも十分楽しめるのですが、それはそれ、これはこれ。森吉山で見る紅葉だから、また格別な感慨もあるというもの。
紅葉は間もなく麓へ、更に里へと駆け下り(もう駆け出していますが…)、秋の終わりを告げようとしています。山の彩りは冬の足音が聞こえてくるまでのつかの間の華やかさなのです。

 

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